あるリリースから次のリリースまでの期間にも、 FreeBSD の開発は休みなく続けられています。 この開発の最前線に興味を持っている人のために、 手元のシステムを最新の開発ツリーに同期させておくための、 とても使いやすい仕掛けが何種類も用意されています。 注意: 開発の最前線は、 誰もが扱えるという性質のものではありません! もしもあなたが、開発途中のシステムを追いかけようか、 それともリリースバージョンのどれかを使い続けようかと迷っているのなら、 きっとこの章が参考になるでしょう。
この章を読んで分かるのは:
2つの開発ブランチ、FreeBSD-STABLE と FreeBSD-CURRENT の違い
CVSup、 CVS、もしくは CTM を使ったシステム更新方法
make buildworld (等) を使ってベースシステム全体を再構築しインストールする方法
この章を読む前に、以下の準備をしましょう。
ネットワーク接続の適切な設定 (Chapter 22)
サードパーティ製のソフトウェアのインストール方法の習得 (Chapter 5)
Note: この章を通じて、 FreeBSD のソースコードをダウンロードしたりアップデートするのに cvsup コマンドが用いられます。 このコマンドを使うには、net/cvsup-without-gui のような port や package をインストールしておく必要があります。 FreeBSD 6.2-RELEASE 以降を使っているのであれば、 代わりに csup(1) を使うと良いでしょう。 このコマンドはベースシステムの中に組み込まれています。
本文書、および他の文書は ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/doc/ からダウンロードできます。
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