20.4. PPP オーバイーサネット (PPPoE) の利用

原作: Jim Mock ( node.to より) 10 Jan 2000.

以下の解説は, PPPoE として知られる, PPP オーバイーサネットの設定法です.

20.4.1. 必要なもの

あなたのシステムで PPPoE を適切に機能させるためには, 以下のものが必要です.

20.4.2. カーネルコンフィギュレーション

以下に示すオプションをカーネルコンフィギュレーションファイルに 追加して, その後 新しいカーネルを コンパイルする必要があります.

以下は任意

この機能は実行時には有効ではありませんが, 要求に応じて ppp は関係のあるモジュールを 読み込みます.

20.4.3. ppp.conf の設定

これは動作している ppp.conf の 例です:

default: # or name_of_service_provider
  set device PPPoE:xl1 # replace xl1 with your ethernet device
  set mru 1492
  set mtu 1492
  set authname YOURLOGINNAME
  set authkey YOURPASSWORD
  set log Phase tun command # you can add more detailed logging if you wish
  set dial
  set login
  set ifaddr 10.0.0.1/0 10.0.0.2/0
  add default HISADDR
  nat enable yes # if you want to enable nat for your local net

papchap:
  set authname YOURLOGINNAME
  set authkey YOURPASSWORD

-natオプションを付けてPPPoE を起動する際には注意するべきです.

20.4.4. PPP の起動

以下を root 権限において実行することで, 起動させることができます:

# ppp -ddial name_of_service_provider

20.4.5. システム起動時に PPP を立ち上げる

/etc/rc.conf ファイルに以下の行を追加 してください:

ppp_enable="YES"
ppp_mode="ddial"
ppp_nat="YES"
ppp_profile="default" # or your provider

本文書、および他の文書は ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/doc/ からダウンロードできます。

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