カーネルは FreeBSD オペレーティングシステムの中核をなすものです。 カーネルは、メモリ管理、セキュリティ制御の強制、ネットワーク、 ディスクアクセスなどを担っています。 FreeBSD はどんどん動的に構成することができるようになっていますが、 まだ、時にはカーネルコンフィグレーションをやり直して、 再構築する必要があります。
この章では、以下のことを扱っています。
なぜカスタムカーネルの構築が必要になることがあるのか。
コンフィグレーションファイルの書き方や、 既存のコンフィグレーションファイルの置き換え。
カーネルコンフィグレーションファイルから新しいカーネルを構築する方法。
新しいカーネルのインストール方法。
うまく行かないときの問題解決法。
この章で表示されているコマンドは、 root 権限で実行する必要があります。
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