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FreeBSD 4.8-RELEASE Announcement

Date: Thu, 3 Apr 2003 21:43:09 -0800
From: "Murray Stokely" <[email protected]>
To: [email protected]
Subject: FreeBSD 4.8-RELEASE is now available

FreeBSD 4.8-RELEASE の公開をお伝えできることを、とても嬉しく思います。 これは、FreeBSD -STABLE 開発ブランチからの最新リリースです。 2002 年 10 月に公開された FreeBSD 4.7-RELEASE 以降、 ベースシステムに含まれる数々のソフトウェアが若干更新され、 FireWire の初期対応や新しいハードウェア技術への対応の追加、 既知のセキュリティ上の弱点の修正が行なわれました。

今回の FreeBSD リリースにおける新機能や既知の問題点の一覧は、 次の場所にあるリリースノートと正誤表 (errata list) をご覧ください。

http://www.FreeBSD.org/releases/4.8R/relnotes.html (英語)

http://www.FreeBSD.org/ja/releases/4.8R/relnotes.html (日本語)

http://www.FreeBSD.org/releases/4.8R/errata.html (英語)

http://www.FreeBSD.org/ja/releases/4.8R/errata.html (日本語)

このリリースには、1 月に公開された FreeBSD 5.0 に導入された新機能が すべてふくまれているわけではありません。FreeBSD 4.X リリースは、 現時点で FreeBSD 5.0 よりも実験的要素の少ない環境を提供するためのものです。 FreeBSD 4.X と 5.0 の違いの詳細や、FreeBSD リリースエンジニアリング活動についての一般的な情報は、 次のページをご覧ください。

http://www.FreeBSD.org/releng/ (英語)

入手方法

FreeBSD 4.8-RELEASE は i386 と alpha アーキテクチャに対応しており、 起動フロッピを使ってネットワークから直接インストールしたり、 ローカルの NFS/FTP サーバを使ってコピーしたりすることができます。 現在、i386 用の配布物が入手可能です。 この文章を執筆している時点では alpha アーキテクチャ版 FreeBSD 構築の最終作業が進行中であり、 まもなく入手可能になる予定です。

わたしたちをサポートしてくれているベンダからメディアを購入し、 FreeBSD プロジェクトの支援を続けてくださるようお願いします。 以下の企業は FreeBSD の開発に多大な貢献をしてくださいました。

FreeBSD Mall, Inc. http://www.freebsdmall.com/
Daemon News http://www.bsdmall.com/freebsd1.html

各 CD または DVD セットには、i386 ("PC") アーキテクチャに対応した インストールキットや、アプリケーションパッケージが収録されています。 Ports Collection に含まれる ports をコンパイルするのに必要な distfile 集については、FreeBSD Toolkit という、 4 枚組 CD に含められなかった部分をすべて収録した 6 枚組 CD か DVD 版をご利用ください。

もしあなたが FreeBSD のメディアを買う余裕がなかったり、 布教活動に使いたいといった場合には、 ぜひとも ISO イメージをダウンロードしてください。 すべてのミラーサイトに巨大な ISO イメージが行き渡ることをお約束することはできませんが、 少なくとも以下のところから入手することが可能です。

さらに、FreeBSD は以下にあげる各国のミラーサイト: アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、ブルガリア、 カナダ、中国、チェコ共和国、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、 ドイツ、香港、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、日本、韓国、 リトアニア、オランダ、ニュージーランド、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、 ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、スロバキア共和国、スロベニア、 スペイン、スウェーデン、台湾、タイ、ウクライナ、イギリスから、 anonymous FTP で入手することもできます。

マスタ FTP サイトの利用を試みる前に、まず、あなたの住んでいる地域にある 最寄りの FTP サイトの利用を試みてください。

ftp://ftp.<あなたの住んでいる地域>.FreeBSD.org/pub/FreeBSD

同じ地域にある他のミラーサイトには ftp2、ftp3 … という順に 名前がつけられています。

FreeBSD ミラーサイトに関する情報は、以下をご覧ください。

http://www.FreeBSD.org/doc/en_US.ISO8859-1/books/handbook/mirrors-ftp.html (英語)

http://www.FreeBSD.org/doc/ja_JP.eucJP/books/handbook/mirrors-ftp.html (日本語)

FreeBSD のインストール手順は、ハンドブックの第 2 章をご覧ください。 そこには FreeBSD は初めて、というユーザ向けの完全なインストールガイドが 提供されています。オンライン版は以下の URL です。

http://www.FreeBSD.org/doc/en_US.ISO8859-1/books/handbook/install.html (英語)

http://www.FreeBSD.org/doc/ja_JP.eucJP/books/handbook/install.html (日本語)

謝辞

FreeBSD 4.8 のリリースエンジニアリング活動は、 The FreeBSD Mall、Compaq、Yahoo!、Sentex Communications、NTT/Verio といった多くの企業に、機材やネットワークアクセス、人的資源、 資金などの支援を受けて行なわれました。

FreeBSD 4.8 のリリースエンジニアリングチームには、 わたし自身 (訳注: Murray Stokely 氏のこと) を含む次の人々が参加しました。

Scott Long <[email protected]> リリースエンジニアリング担当
Bruce Mah <[email protected]> リリースエンジニアリング、文書担当
Wilko Bulte <[email protected]> リリースエンジニアリング、alpha 版構築作業担当
Robert Watson <[email protected]> リリースエンジニアリング、セキュリティ担当
John Baldwin <[email protected]> リリースエンジニアリング担当
Ruslan Ermilov <[email protected]> リリースエンジニアリング担当
Kris Kennaway <[email protected]> package 構築担当
Will Andrews <[email protected]> package (KDE) 構築担当
Joe Marcus Clarke <[email protected]> GNOME 統合作業担当
Julian Elischer <[email protected]> リリース版試験担当

このリリースの公開を実現するために大変な作業をこなしてくれたみなさん、 どうもありがとうございました。 FreeBSD コミッター ([email protected]) のみなさん、バグ修正や新機能の提供、 提案という形で貢献してくださった世界中のたくさんの FreeBSD ユーザのみなさんに感謝したいと思います。 もしみなさんがいなければ、 リリースを公開することはできなかったでしょう。

Enjoy!

Murray Stokely
(For the FreeBSD Release Engineering Team)