FreeBSD 5.2.1-RELEASE Announcement
Date: Wed, 25 Feb 2004 20:31:31 -0700 (MST)
From: Scott Long <[email protected]>
To: [email protected]
Subject: [FreeBSD-Announce] FreeBSD 5.2.1 Released!
FreeBSD 5.2.1-RELEASE の公開をお知らせいたします。 このリリースは、ポイントリリースであり、5.2-RELEASE で発見された いくつかのバグとセキュリティ上の弱点を修正したものです。この修正には 以下のようなものがあります。
- ATA/IDE および SATA の処理の著しい改善。タイムアウト、エラーリカバリ および特定のマスタ/スレーブ接続に起因する問題の多くが修正されています。
- kdeadmin3 package の更新。KUser ツールに発見された パスワードデータベース処理の問題が修正されています。
- サードパーティ製の NSS モジュールの互換性向上。グループにたくさんの ユーザを登録できるようになりました。
- sk イーサネットドライバのマルチキャストモードおよびプロミスキャスモードの 修正。これにより、DHCP 環境で動作するようになりました。
- XFree86 4.3 サーバに対する修正。最近発見されたセキュリティ上の弱点が 解決されています。
その他にも FreeBSD 5.2 以降、FreeBSD 5.2.1 には安定性とセキュリティ向上のための 修正が数多くおこなわれました。しかし、まだ FreeBSD 5.2.1 は 「テクノロジ」リリースという位置づけであり、すべてのユーザに おすすめできるものではありません。今までの環境をあまり 変えたくなくて、FreeBSD 4.X を使い続けることを望んでいるユーザも いらっしゃることでしょう。FreeBSD 5.X と FreeBSD 4.X, どちらを使うのが適切で、 そこにどういった利点と欠点があるのか、また、4.X と 5.X は今後どうなるのか といったことを含めて説明した文書「初期利用者のための手引き (Early Adopter's Guide)」が以下の場所で提供されています。
http://www.FreeBSD.org/releases/5.2.1R/early-adopter.html (英語)
http://www.FreeBSD.org/ja/releases/5.2.1R/early-adopter.html(日本語)
今回の FreeBSD リリースにおける新機能や既知の問題点の一覧は、 次の場所にあるリリースノートと正誤表 (errata list) をご覧ください。
http://www.FreeBSD.org/releases/5.2.1R/relnotes.html (英語)
http://www.FreeBSD.org/ja/releases/5.2.1R/relnotes.html (日本語)
http://www.FreeBSD.org/releases/5.2.1R/errata.html (英語)
http://www.FreeBSD.org/ja/releases/5.2.1R/errata.html (日本語)
FreeBSD のリリースエンジニアリング活動の詳しい情報は、
http://www.FreeBSD.org/releng/
をご覧ください。
入手方法
FreeBSD 5.2.1-RELEASE は i386, pc98, alpha, sparc64, amd64, ia64 の各アーキテクチャに対応しており、 起動フロッピを使ってネットワークから直接インストールしたり、 ローカルの NFS/FTP サーバを使ってコピーしたりすることができます。 現在、すべてのアーキテクチャ用の配布物が入手可能です。
ぜひ、わたしたちを支援しているベンダからメディアを購入して、 FreeBSD プロジェクトへのサポートを続けてくださるようお願いします。 FreeBSD 5.2.1 ベースの製品を提供している企業は、以下のとおりです。
FreeBSD Mall, Inc. | http://www.freebsdmall.com/ |
Daemonnews, Inc. | http://www.bsdmall.com/freebsd1.html |
もしあなたが FreeBSD のメディアを買う余裕がなかったり、我慢できなかったり、 布教活動に使いたいといった場合には、ぜひ ISO イメージをダウンロードしてください。 すべてのミラーサイトに巨大な ISO イメージが行き渡ることをお約束することは できませんが、少なくとも以下のところからは入手することが可能です。
- ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/
- ftp://ftp2.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/
- ftp://ftp3.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/
- ftp://ftp4.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/
- ftp://ftp5.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/
- ftp://ftp7.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/
- ftp://ftp14.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/
- ftp://ftp.cz.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/
- ftp://ftp2.de.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/
- ftp://ftp3.de.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/
- ftp://ftp7.de.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/
- ftp://ftp6.tw.freebsd.org/pub/FreeBSD/
- ftp://ftp1.ru.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/
- ftp://ftp2.ru.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/
- ftp://ftp5.uk.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/
- ftp://ftp7.uk.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/
- ftp://ftp2.us.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/
- ftp://ftp4.us.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/
- ftp://ftp11.us.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/
- ftp://ftp14.us.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/
- ftp://ftp15.us.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/
さらに、FreeBSD は以下にあげる各国のミラーサイト: アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、ブルガリア、カナダ、 中国、チェコ共和国、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、 香港、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、日本、韓国、リトアニア、 Amylonia, オランダ、ニュージーランド、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、 ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、スロバキア共和国、スロベニア、スペイン、 スウェーデン、台湾、タイ、ウクライナ、イギリスから、 anonymous FTP で入手することもできます。
マスタ FTP サイトの利用を試みる前に、まず、あなたの住んでいる 最寄りの FTP サイトの利用を試みてください。
ftp://ftp.<あなたの住んでいる地域>.FreeBSD.org/pub/FreeBSD
同じ地域にある他のミラーサイトには ftp2, ftp3 … という順に 名前がつけられています。
FreeBSD ミラーサイトに関する情報は、以下をご覧ください。
http://www.FreeBSD.org/doc/en_US.ISO8859-1/books/handbook/mirrors-ftp.html (英語)
http://www.FreeBSD.org/doc/ja_JP.eucJP/books/handbook/mirrors-ftp.html (日本語)
FreeBSD のインストール手順は、ハンドブックの第 2 章をご覧ください。 そこには FreeBSD は初めて、というユーザ向けの完全なインストールガイドが 提供されています。オンライン版は以下の URL です。
http://www.FreeBSD.org/doc/en_US.ISO8859-1/books/handbook/install.html (英語)
http://www.FreeBSD.org/doc/ja_JP.eucJP/books/handbook/install.html (日本語)
謝辞
FreeBSD 5.2.1 のリリースエンジニアリング活動は、 The FreeBSD Mall, Compaq, Yahoo!, Sentex Communications, NTT/Verio といった多くの企業に提供していただいた機材やネットワークアクセス、 人的資源の支援を受けました。
FreeBSD 5.2.1-RELEASE のリリースエンジニアリングチームのメンバは以下のとおりです。
Scott Long <[email protected]> | リリースエンジニアリング、I386 および Alpha リリース構築担当 |
Bruce A. Mah <[email protected]> | リリースエンジニアリング、文書担当 |
Robert Watson <[email protected]> | リリースエンジニアリング、セキュリティ担当 |
John Baldwin <[email protected]> | リリースエンジニアリング担当 |
Murray Stokely <[email protected]> | リリースエンジニアリング担当 |
Ken Smith <[email protected]> | Sparc64 リリース構築、ミラーサイト調整担当 |
Marcel Moolenaar <[email protected]> | IA64 リリース構築担当 |
David O'Brien <[email protected]> | AMD64 リリース構築担当 |
高橋 佳大 <[email protected]> | PC98 リリース構築担当 |
Kris Kennaway <[email protected]> | パッケージ構築担当 |
Joe Marcus Clarke <[email protected]> | パッケージ構築担当 |
Jacques A. Vidrine <[email protected]> | セキュリティオフィサ |
CD イメージのチェックサム
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